キッズ・バトル~君と過ごした夏~
「嘘……。

マジで?これ夢じゃ
ないんだよな?」


沢田君も、あたしと同じ事を聞く。

「夢じゃ…ないよ…絶対、絶対、夢じゃないよ。」

ヤダ…。

こんな時に、涙が出る。

「木村?」

優しい目をした、沢田君が、あたしの頬を伝う涙を、そっと拭ってくれた。


「泣くなよ。幹太が見てるぞ?」

優しく、あたしの頭を撫でてくれた。

「何で、歌恋泣いてんの?

哀しいの?」

「ううん…。

その逆だよ、幹太。
あたし、めちゃ嬉しいよ…。」

「木村。よしよし」
小さな子供をあやす様に背中を軽く、

ポンポンとしてくれた。


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