キッズ・バトル~君と過ごした夏~
「いいか?絶対手は離さないから、俺を信じてバタ足してみろ?」

「うっ…うん。」

幹太が、沢田君に言われるがままにバタ足を始めた。

「そうだ!幹太。
上手いぞ!もうちょい、足伸ばしてやってみな?」


バシャ、バシャ、バシャ……。


「上手いよ、幹太!」

思わず、あたしまで声をかけてしまった。

だって、あんなに水が怖い幹太が、ちゃんと顔浸けて、バタ足してんだもん。

凄いよ、幹太!

沢田君も、凄いよ!
沢田君に安心してんだね。

息継ぎは、いまいちだけど、とにかく上手くなった。


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