先生、私が変えてあげる♪



「しゃーねぇだろ。全然授業進まねぇんだから」



「えぇーーー!!」



「んじゃっ♪最後俺するぅ~♪」




手をあげたのは、ムードメーカーの九阿(クア)だった。




「えっとねぃ・・・あ、そだっ!!」




「何だ?」




「おーれ♪」





「バカだろお前。バカだろお前」





アホすぎる答えだ・・・・・。




あきれてしまうほど。




「っつーことで、授業再開」




「ギャーーーー!!イ・ヤ・ダ・!」




次々と生徒たちの悲鳴が聞こえた。




「はぁ・・・・・」




俺はただただため息をつくばかりであった・・・・・。

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