先生、私が変えてあげる♪





「はい。駅到着」






微妙な空気を流しながらも、なんとか駅についた。






「あ、ありがとうございました」






ペコリと頭をさげた蒼井は、そのあと、またふわりと笑った。





「・・・家まで送って行こうか?」





「え?いや、いいですよ!すぐですし」





「でもだなぁ・・・」





「いや、ホントにもういいんで!!」





「そうか?」





あんまりしつこく粘ると、嫌われそうなので、やめておいた。





「じゃあ、失礼しますね♪」




「あぁ。またな」




「また明日、えとーー『午後』に電話しますね」



「ん」




< 161 / 655 >

この作品をシェア

pagetop