先生、私が変えてあげる♪



「じゃあ、お前も教師になればいいじゃねぇか」



「無理!私にはちゃぁーんと夢があるから♪」



「そーだったな」




蒼井の進路は、とりあえず、大学に行く。



その大学がメイクなどそういうところらしいのだ。



俺はあんまりしらないけど。




「私は、人を綺麗にしてあげたいんだ」




キラキラと、光ような目で蒼井は言っていた。




「そっか」




「あ、先生さぁ、高校生活最後って、何やってた?」




「んー?俺?俺は、部活に専念してたな」





「部活って?」





「陸上」





「え、えぇぇぇぇぇ!!??」




な、なんだよ、と怯えながら京は聞いた。



「うっそ!?すっごい・・・・意外です」



「そっか?」

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