先生、私が変えてあげる♪




「えっとですね、このプリントを、夏休みの宿題としてするので、蒼井さんにやっておくように言ってもらえますか?」




「あ、はい!このプリントですね?」




「はい。一応、夏休み明けの、テスト対策としての復習プリントなので、やらなくてもいいんですが、やった方が、いいので・・・」




「わざわざすいませんね」





にこやかに笑う叔父の姿に、少しゾッとした。





なぜ、この時間に、家の大黒柱であるお前がいる?





なぜ、腕にあざがある?





なぜ、顔に傷がある?






いろいろな疑問が浮かび上がった。





この夕方に、こんなにも早く帰ってくるヤツがいるのか?




年のわりに老けて見えるのは、イラだっているからなのか?





「・・・お父様は、ずいぶんとお仕事がお早いですね?」





京も負けじと、にこやかに、さらりと質問をぶつけていく。
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