先生、私が変えてあげる♪
「まぁ、元気なのはいいことですね。最近、実凪さんの腕に傷やあざなどがあってるんですが、彼女、やっぱりよくコケたりするんですか?」
「・・・・・」
その質問をしたとたん、叔父の顔は無という表情になり、どこか遠くを見つめているような瞳になった。
「・・・どうなされました?」
「あ、いえ・・・何にもありませんよ?そう言えば、よく実凪も家に帰ってきたとき、膝に血を流しながら帰ってきましたよ」
「そうなんですか?・・・お父様には、気をつけてほしいばかりですね」
『お父様』、その言葉を強調して言った。
2度目の『お父様』だ。
「そうですね、心配で困りますよー」
にこやかに笑いながら、叔父は言った。
また、ゾクッとした。
コイツ、ただもんじゃねぇ。