先生、私が変えてあげる♪
「・・・ではそろそろ。長居して申し訳ありません」
「いえいえ。久しぶりに若い人とお話ができて、嬉しいばかりですよ」
「あ、あとお知らせなんですが・・・」
「はい?」
「隣のクラスの生徒が、虐待にあってましてね?まぁ、内緒の話なんですよ?本当は」
「そうなんですか」
さらりと流した叔父は、またにこやかに笑って聞いていた。
京も、やはり負けずに、苦笑いをしながらしゃべる。
「だから、今学校の方で、虐待にあってないかの調査中なんですよー。いや、お父様を疑っているわけじゃぁないんですよ!?ただ、もしそう言うあざや傷が目立つ子を見かけたら、教えてもらえませんかね?」
「ええ。いいですよ?でも、なぜ私に・・・?」
ていねいな口調の叔父は、やはり笑いながら問いかける。
「お父様の家はお寿司屋さんですし、生徒たちもよく行くと思いまして・・・。なので、ご協力お願いします」
「そういうことですか。いいですよ。注意深く見ておきます」
「ありがとうございます」そう言って笑った京は、一度お辞儀をしてその場から去った。