先生、私が変えてあげる♪




「・・・旭さんの親戚の人とか来てるんですか?」





「いや。まだ姉の加奈子(かなこ)さんしか・・・」






駄菓子屋のおばさんか。





「あ、そうだ。・・・このこと学校に言わなきゃいけねーんじゃ・・・?」





「あ、ホントだねぇー・・・。うーん・・・今から学校行って。校長センセの電話番号確かめに行こっか♪」





「了解ッ!」






やはり、旭さんのことは、親戚の人がやってくれるだろう。






俺たちは、とりあえず学校に連絡だよ。






「あ、じゃあ失礼しますね」





「あぁはい!あの、えっと・・・お名前の方だけいいですか?」






腕を捕まれ、呼び止められた。






「・・・・さ、篠川京です」





「篠川さんですね!ありがとうございまっす!」
< 479 / 655 >

この作品をシェア

pagetop