先生、私が変えてあげる♪
「・・・旭さんの親戚の人とか来てるんですか?」
「いや。まだ姉の加奈子(かなこ)さんしか・・・」
駄菓子屋のおばさんか。
「あ、そうだ。・・・このこと学校に言わなきゃいけねーんじゃ・・・?」
「あ、ホントだねぇー・・・。うーん・・・今から学校行って。校長センセの電話番号確かめに行こっか♪」
「了解ッ!」
やはり、旭さんのことは、親戚の人がやってくれるだろう。
俺たちは、とりあえず学校に連絡だよ。
「あ、じゃあ失礼しますね」
「あぁはい!あの、えっと・・・お名前の方だけいいですか?」
腕を捕まれ、呼び止められた。
「・・・・さ、篠川京です」
「篠川さんですね!ありがとうございまっす!」