先生、私が変えてあげる♪
「ぅあ、・・・あの!・・・て、手!」
「・・・あれ。お前、前からこんな反応だったっけか?」
俯いたままの蒼井の顔をのぞき込むと、真っ赤になった頬が。
「・・・行くか」
その真っ赤になった蒼井が面白くて、かわいらしかったので、京はニヤリと笑って、再び腕をつかんで歩いた。
「あ、あああの!か、カバン!さっきかから、持ってもらってるんで。も、持ちます!」
「ほざけ。なんで女のお前が持つんだよ。普通、俺が持つだろー」
「・・・でも、ですね!?」
やはり、俯いたまま叫ぶ実凪に、京は実凪の頭をがしりとつかんだ。
「ぅをっ!?」
「言いたいことがあるなら、まずその真っ赤になった顔を冷まして、顔を上げて、噛まずに、言えよな」
ニヤリと笑った京が、実凪には悪魔のように見えたのは、実凪しか知らない。