先生、私が変えてあげる♪







さっきから、ずっとしゃべりまくっている蒼井は、常に笑顔だ。






前までとは違う、心からの笑顔の気がする。






その笑顔を見てほっとしている自分は、きっと教師としての責任を果たしたから。






蒼井を女と意識するのは、ないのだ。






だから、別に、緊張なんざ、しなくていい。







「いやぁもーねぇ、全然宿題終わってないんスよー」






「だったらやれよ!」






「それが、この暑さとかでもう色々ねー、大変なんスよ。だから、おしえてくださいましっ。京さん教師でしょー」








さっきから、宿題を教えろ教えろとうるさいこの女は、口をとがらして、俺を見ていた。






なんでこんな暑い日に、宿題をやってない奴の面倒なんか。
< 549 / 655 >

この作品をシェア

pagetop