先生、私が変えてあげる♪
「・・・・・いやいや。違うぞ?別に楽しみにしてたってわけじゃ・・・」
「でも、私のこと考えてくれてたんですねー!」
「そりゃそーだろ!?だって、お前は俺の、」
『俺の、生徒だから』。
そう言いたかったのに、詰まった。
そうだ、コイツは、俺の生徒じゃないか。
何を今更。
じゃあ、別に意識なんてするはずがないんだ。
何を俺は。
意識しないと言い聞かせてあったのか。
それこそ、意識している証拠じゃないか。