Moon Light
「そう、それなら良いけど。
 それじゃあ、行ってくるわね。
 こんな時代でも、私達魔法使いの能力を狙う者が
 いるって事、忘れちゃ駄目よ。
 それと、・・・・・・・・無茶はしないでね。」






















こんな台詞を聞いたら、やっぱりこの人も母親なんだ、って
思い知らされる。
心から心配してくれてるのが分かる。
だから、俺は、コクリと頷いた。
それを見届けた母さんは、足早にその場を後にした。







































大丈夫だよ、母さん。
この時の俺は、確かにそう思っていたんだ。
まさか、この時が母さんの顔を見る最後の日だなんて、
・・・・・・・・俺は、知らなかったよ。
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