そこから先は
大声で叫ぶと、あたしたちは持っていたものを下にいる他の生徒達に向かって一斉にバラまいた。



あたしたちの手を離れて、ヒラヒラと落下していく。



「お前ら何やってんだ!」



見たことのない教師が言った。



だれだ、あんた。



「やられた〜」



バラまかれたものを見た岡部はものすごく悔しがっている。



あたしたちが職員室から拝借し、大量にコピーして屋上からバラまいたもの。



それは、教師たちが用意していた明日から始まるテストの問題用紙である。



つまり、こいつらは新しく問題をつくり直さなければならなくなったわけだ。



たぶん徹夜で。



あ〜おもしろ。



ひゃっひゃっひゃ。
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