そこから先は
「行きたい」



結局生理現象に勝てるはずもなく、あたしは正直に言った。



すると、男が近づいてくるのが気配でわかった。



男はあたしの手足のひもをはずしながら、



「目隠しはとるなよ」



と言った。



あたしはうなずく。



男はゆっくりとあたしを立たせると、トイレまで連れて行ってくれた。



男がトイレのドアを閉めると、あたしはすぐに目隠しをはずした。



ずっと暗闇だったので、トイレの明るさがまぶしかった。



用を済ませると再び目隠しをし、男を呼ぶ。



手足をもう一度しばられ、元の部屋につれもどされた。



ただ、手足のひもをしばる強さがさっきよりも少し弱い気がする。
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