そこから先は
パジャマに着替えて再び目隠しをし、脱衣所から男を呼んだ。


「お〜い」


「あがったのか」



男はまたあたしの手足にひもをかけた。



さっきよりもまた緩くなっている。



こんなんだったらしててもしてなくても一緒じゃん。



でも…



なんだか男がだんだん優しくなってきているような気がする。


気のせいだろうか…



風呂があまりに気持ちよかったので、あたしはしばらくぼーっとしていた。



すると、不意に男の手があたしの髪に触れた。



風の音も聞こえる。



どうやらドライヤーであたしの髪を乾かしてくれるらしい。



暖かい風と男の手の感触が心地よかった…
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