そこから先は
いつものようにぴょんぴょん飛び跳ねながらではなく、2本の足でしっかりと歩いていつも座ったり眠ったりしている場所に戻った。



男は、すぐにあたしの髪を乾かし始めてくれた。



「あのさぁ…」



あたしは疑問に感じていることを男に聞いてみようと思った。



「なんだ?」


「あたしは…家に帰れんのかなぁ」



それまであたしの髪を乾かしていた男の手が止まった。
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