そこから先は
駆が今犯人と話していた時間では逆探知出来なかったようだ。



せっかく電話がかかってきたのに、チャンスを取り逃がしてしまった駆に対して刑事たちはイラついている。



「もう少し話を引き伸ばしてもらわないと困ります」



口ひげは駆に八つ当たりするように言った。



「向こうが勝手に切ったんだから仕方ないでしょう」



駆も負けずに反論する。



みんながイラついている中、父親が小さな声でつぶやいた。










「小春は無事だろうか………」
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