‡俺様の定義‡


「上林さんに頼んで
6人に増やしてもらったんだ。

俺らはお前の目が覚めるのを
待っててやったってワケ。
感謝しろよ。」

「ありがと…」

「おう。
お前もう休んでろ。
身体に響くから。

どうせ俺らも仕事に合流しなきゃだし。
ここには由香さんと、由姫ちゃんが残ってくからさ。」

「由香の事困らせるんじゃねーぞ。
あと、由姫の事泣かせるなよ。」

「わかった。」

「「じゃあな。
後であいつらとくるから」」

「うん、
ありがと。」

「後は頼んだぞ由香。」


ガラガラ…


「うるさかったでしょ?
あいつら。」

「いえ、なんか懐かしかったです。
それに、死ななくていいって聞いてほっとしました。」

「そう。
それならよかった。」

「由香さん…
棗とはいつ結婚するんですか??」

「棗の学校には許可もらってるの。
だから、棗が18歳になったら籍入れるんだ!!」

「おめでとうございます。」



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