セツナイ恋愛短編集―涙と絆創膏―
それ以来



…ほんの少し
部屋に帰るのが
気楽になった


おとといは
鰹のきいた
ダシの匂い


昨日は
こおばしい
コンソメの匂い



コンクリートの階段をあがる足取りも軽く



今日は
何かな、と



はやる胸をおさえて


< 109 / 162 >

この作品をシェア

pagetop