セツナイ恋愛短編集―涙と絆創膏―
ケイに振り向いて
ほしいから…
頑張ってるんだよ?



はじめてここに
来た日以来


あの女の人は
来てない
みたい


どうしてもあの
女の人が見たくて



ここに来たら必ず
グラス越しに

あたりを見回す




夜の帳がおりはじめた頃

このバーに
顔を出す
人達は

…ひとそろい、わかった


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