愛しい人の守り方
「早く直して!!
佐野さんが来てバレたら困るので。」

「あっごめんなさい。
あゆにバレたらヤバィですね。」


私はスカートのポケットに押し込めて先生に微笑んだ


「このことは佐野さんにも内緒ですよ。」


何か先生は楽しんでいるように見えた。



ごめんね


あゆ


あゆを裏切る気なんてなかったのに


何でもあゆにすぐ言うつもりだったのに



まさかあんなことにも
なるって思ってなかったから
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