百物語骨董店
なんなのこれ…
智子が
あのお人形の
片目を
盗んだってこと…?
その時
フッと電気が消えた
「…!」
怖い…
そう思っていると
肩に
冷たい手が触れる
耳元で
囁かれる
「…返してほしいんです
彼女の瞳を」
あの店主だ
妖しく
痺れるような香りが漂う
「でも…今智子は
熱にうかされていて…
意識がないの」
真っ暗い中
私は震えた
「あの瞳を探す為…
夢の中に
私の飼っているバクを放しましたから…
あのサファイアの瞳を持っている限り夢から醒めず
…悪夢を彷徨う
このままだと
彼女は死んでしまいます
私の店のモノは
すべて…いわくつき
約束を守って頂かなければ命に関わる…
しかも
あれはヒトには操れぬ
非売品で
普段は見えないようにしてあるのです
それを
あの方は
偶然見てしまった
…それも、これも
この赤い月の
せいなのでしょうか」
フフ…
と店主が
笑った気がした
その瞬間
智子が
あのお人形の
片目を
盗んだってこと…?
その時
フッと電気が消えた
「…!」
怖い…
そう思っていると
肩に
冷たい手が触れる
耳元で
囁かれる
「…返してほしいんです
彼女の瞳を」
あの店主だ
妖しく
痺れるような香りが漂う
「でも…今智子は
熱にうかされていて…
意識がないの」
真っ暗い中
私は震えた
「あの瞳を探す為…
夢の中に
私の飼っているバクを放しましたから…
あのサファイアの瞳を持っている限り夢から醒めず
…悪夢を彷徨う
このままだと
彼女は死んでしまいます
私の店のモノは
すべて…いわくつき
約束を守って頂かなければ命に関わる…
しかも
あれはヒトには操れぬ
非売品で
普段は見えないようにしてあるのです
それを
あの方は
偶然見てしまった
…それも、これも
この赤い月の
せいなのでしょうか」
フフ…
と店主が
笑った気がした
その瞬間