先生の秘密は恋の予感
加東が腹を抱えて笑ってる。



「佳奈実のヌードいいかもな。その童顔に結構デカイ胸?」



こいつもセクハラ教師か?


疲れが倍になった。



「いいから、佳奈実はこっち来て。」



モデルをやるとは言ってませんけど。




「その椅子に座って、あ、髪下ろして。」



私がモタモタしてると、加東が近づいて来て、ポニーテールにしてた髪を下ろした。



「綺麗な髪だな。」



加東が私の髪にキスした。



髪にキスですか。



加東が白いワンピースを差し出した。



「これに着替えて。」



そうだった、私は体操着だし。



え、何処で着替える訳。



「俺は構わないから、ここで着替えろ。」



もう何で命令するかな。



「もう、いい、加東は後ろ向いていて。」




私は急いで白いワンピースを着た。



「おう、俺のイメージ通りだ。ソファーに座って。」




加東のイメージってなんだ?



「二時間はそのまま動かないで。」




に、二時間そんなにかかるの?



無理だよ。


帰りたい。


どうして、こんな事になってるの。









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