先生の秘密は恋の予感
「ねぇ、二人とも私の事を忘れてない。二人で友情を深め合うのはいいけど、クシュン、ハクシュン、寒い。 」


佳奈実がガタガタ震えていた。



「佳奈実、鼻水出てるぞ。鼻チーンしてやるから。」



近づい宗平に、佳奈実が蹴り入れた。



「佳奈実の今日のパンツは白のスケスケ!」


絶対それは男を誘ってる。


「加東には悪いけど佳奈実はやれねぇから。」


そうですか。



「本城、抱っこはやだ!」



「駄目。 」



この二人の関係は何なんだ。



「宗平、佳奈実を抱っこするとよけいにパンツ丸見えだけど。」



「そうか、仕方ない。歩いて行くか。」



佳奈実は宗平を一発殴って体操着を来た。




「加東、絵仕上げたら見せてね。」



まだ、途中だぞ。



「佳奈実俺の事を。」



「許してあげない、その代わり三人で凉子さんのお墓参りにいこう。そしたら許してあげてもいいよ。それから、美術の授業をさぼらせてね。」



本気でサボるきだな。



「授業をさぼるの駄目だ。佳奈実、サンキューな。怖い思いさせて本当にごめん。俺も佳奈実に惚れそうだ。」



佳奈実が大きくため息をつき、本城と加東も本当に教師かって、思い切りバカにされた。


佳奈実は可愛いけど、かなりなの変わり者だな。


お前と付き合うのには、相当な覚悟がいると思った。







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