満月の夜に魔女はワラう 第一部 新月の微笑
8 夜明け

8-Ⅰ

目を覚ますと眼前に広がるのは大きな星空。

心なしかいつもより星々が明るく輝いてみえる。

そういえば俺はどうなったんだ……?

glasses witchと戦っていて…、体が………。

「起きたみたいだな。体には問題はないか?」

声がして視界に見知らぬ男が入ってくる。

短髪でガタイはよく、肌は少し浅黒い。

歳は俺より少し上…24~5くらいだろうか…。

見覚えは全くない。

服装からすれば千草さんと同じチェーンの人間だろうか…。

「あなたは?」

そう言いながら身体を起こすと…、

そこにはその男と俺に駆け寄ってくる千草さん、綾香ネェ、あと綾香ネェの側に何故かギャル風の女がいた。

デニムのスカートにファーのベスト、足元はブーツ、頭にはハット。

よく見ればベストの下には何も着ていなかったりする。

………現状が飲み込めない…。

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