36.8℃の微熱。
 
───プルルル プルルル・・・・。


とりあえず、先生に電話をかけてお伺いを立ててみることにした。

昨日、先生は言っていたんだ。

『明日は俺、塾休みだから。待ち合わせは細田んトコ、夜7時な』

ということは、今の時間でも電話はつながるだろうし、台風並みのこの天候も分かっているはず。


───プルルル プッ!


「・・・・はいっ?」


けれど、突如電話が切れる。

年末年始のときみたいに回線が混雑しているだけかもしれないけど・・・・え、これって切られた?

それから3回ほどかけ直してみても結果は同じ、途中で切れる。


「くっそー!寝ぼけてあたしの電話切りやがって!朝まで起きてるからじゃんかっ!!」


こうなってしまえばもう、あたしの頭は“意図的に切っている”としか考えられない。

休みの前日は朝まで飲むとか言っていたし、電話が切れるまでの時間も徐々に短くなっていたし。

ダメだ、こりゃ・・・・。


折り返しに電話をかけてくることは、まず考えないほうがいい。

さて、どうするあたし。
 

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