ろく

在庫の商品が所狭しと並べられた棚を抜け、引き戸を引くと、そこはおばさん家の居間になっていた。

おばさんに勧められるまま居間に上がる。

まだ出されっ放しのコタツへ足を突っ込み、おばさんが淹れてくれたお茶を啜る。
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