太陽の下で
詩音「えっと、青木詩音です。
  これからお世話になります。」

担任「そこの席座れ。
  真ん中の一番前の席。」

詩音は席に座る。

担任「じゃHR終わる。」

悠「うわ、すごい美人やなぁ。」

郁弥「うん。そうだね。」

悠「彼氏とかいるんかなぁ。」

郁弥「うん。そうだね。」

悠「お前、話聞いてる?」

郁弥「聞いてない。」

悠「転校生に興味ないんか?」

郁弥「あんまりないね。
  どうでもいいし。」

悠「冷めてるなぁ。」

郁弥「そんな事ないよ。
  てか、1限化学だから
  移動しないと。」

悠「ほんまやぁ、 
 だる~~。」

郁弥「青木さんの事、
  気になるなら喋りかけたら?
  移動教室の事知らないと思うよ。」

悠「そやな、
 喋りに行こうや。」

郁弥「え、1人で行けよ。」

悠「ついて来てってば!」

郁弥「・・・しかたないなぁ。」




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