好きの次は?
笑いを何とか堪えて、
真貴斗という人に
とりあえず話しを始めた。
「おはようございます‥真貴斗さん。とりあえず、説明しますね。」
いきなり敬語を使った事に
驚いたのか‥
また動揺しながら
喋り始める真貴斗さん。
「あっ‥え?…説明、ですか?」
「えぇ、とりあえず風呂場は部屋を出て左の奥。服は右の部屋の棚に男物がありますから。」
「え…あ、はい‥‥‥?」
困惑ぎみの真貴斗さんに
淡々と説明を続ける私。
「それじゃ、コレ鍵‥私は今から用事があるんで適当にくつろいでて下さい。夕方には戻ってきます。」
「‥‥‥‥‥‥いいんですか?」
いきなり真顔になった
真貴斗さんに
少しビックリして、
戸惑いながら
話を続けた。
「え‥‥‥‥‥?」
「昨日今日あったばかりの得体の知れない男に鍵わたしたりして。」
「‥‥‥昨日、名刺みせてもらってますから。」
「あんなの、すぐ偽造できますよ。」
「……………私はそーゆうの面倒くさいんです。」
「え?」
「信じる信じないとか、面倒くさいでしょう?」
「………。」
「とりあえず私は出かけますから、適当にしてて下さい。」
考えこむようにして、
真貴斗さんは黙っていた。
私はそのまま無言で、
部屋を出て準備をして
外にでた…