億万色Love



その授業中

亮から矢島華子のことを聞いた


たまたま意味もなく早くから大学に来ていた亮に、突然話掛けてきたのが矢島華子


急に自己紹介から始まり、"少しお話しませんか?"と言われ、断る理由がなかった亮はそのまま矢島華子のペースにのまれていった

「あれは俺の人生の中で初めての女だな。なんていうか……乙女?やたらと笑うし、やたらと褒めるし。分かんないけど、話してて嫌な気分にはならなかった」


そう言って亮は少し笑った

しかし…

「でも、やっぱり俺にはダメなんだよな…。乙女は苦手。なんか疲れる」

そう言って、笑いは苦笑いに変わった


亮の話を聞くからに、得に告白をされたりとかはないっぽいね…


でも強烈だな……矢島華子

まずは自分の存在をとことんアピールか…


褒める…ねぇ


「亮って褒められるの好きなんだ」

「俺?…まぁね。ってかみんなそうじゃね?ナナだって"可愛い"とか"好きだ"とか俺に言われて嫌な気しないっしょ?♪」

「いいえ」

「あれ…っ」

肘をついていた亮は大袈裟にズッコケた




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