億万色Love
「なに…」
……うわ…
機嫌が悪い…?
「…勉強してるの?」
「…あぁ。」
「大変だね…」
「別に」
「そ、そっか…」
ぅおい!!
呼び止めたものの、話が切り出せない……
「なんだよ」
「いや…」
「悪い、まだ途中だから」
「コーヒー!!」
「……?」
「コーヒー………飲む?」
「いらない」
「でも疲れてるでしょ?コーヒーでも飲んでリラックスした方がいいよ。すぐできるから」
「………」
「座ってて…?」
陽介くんは私を真っ直ぐ見つめた後、しぶしぶ食卓の椅子に腰をおろした
やっぱ変だよね
私がコーヒー煎れるなんて…
陽介くんに気を使うことなんて、なかったもん…
変に思ったよね…
「はい」
陽介くんは差し出したコーヒーを無言で受け取り、飲みはじめた
私も二杯目の紅茶を頂く
「………」
「………」
沈黙が流れ
「………」
「………」
また沈黙が流れる
私は時計を見つめてた
秒針を目で追いながら、この沈黙の時間を刻んでいた
どうしよ……
こんな沈黙にならなくても…
聞いちゃう?
秒針が一周……また一周…
「おい」
っ?!
「っなに?」
「なにじゃねぇよ。俺に何の用?」
「え?!」
「聞きたいことでもあんの?」
「あ…」
.