一途に…
そんなとき夏樹に
彼女ができたんだ。
相手はアタシの恋を
応援してくれていたはずの人だった。




そっか…だからやたら
アタシの気持ちが気になってたんだ。
アタシの気持ちが
邪魔になってたんだ。





アタシの気持ちは
邪魔だったんだ。








幸せそうに顔を緩ます夏樹を
みるのは辛くて諦めた。
中2の秋。















見ないように…見ないように…
そう思ううちにほんとに
夏樹のことは忘れていくようだった。




忘れてしまおうと思った。










そして幸せそうに緩む
あなたの顔を見ても
なんとも思わなくなった
そんなときだった。









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