天使な執事と悪魔な執事
車に乗り込んでから1時間ぐらいたったころ…。


車は深い森のなかを走っていた。


なんか…熊とか出そうじゃない?


あたしの心の中を覗いたかのように翡翠さんが…。


「ここは旦那様の私有地ですので猛獣はおりませんよ…。多分。」


た、多分ですか…。

びみょーですわ…あははは。


「お嬢様…窓を開けてみてください。」


あたしは言われるままに車の窓を開けた。


何処からかよい香りが香ってくる。


「何かいい匂いしますね…薔薇ですか?」


父の好きな薔薇があるのかもしれない。


あたしはピンクの薔薇が好きだけど、パパは白い薔薇が好きなんだよね。
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