Dear…愛しい君へ
そんなユウキをクラスの女の子が放っておくハズがなくw

その日はちょうど始業式だったから
始業式が始まる前には回りを女の子が囲んでいた。

いくつになっても転校生って気になるもの。

気付いたら私とユウキを中心に円が出来てて
いつの間にやら質問タイム☆

まっほとんどユウキに対して…なんだけどね。


「ねぇねぇユウキ君ってどこから引っ越してきたの?」
「市外から」


「ユウキ君ってどこに住んでんの?」

「こっからは見えないけど教室からなら見えてたよ」
「くみちゃんは?」

「私も体育館からは見えないけど教室からは見えてた」

「マンション?」

『うん』

えっ!?
今ハモった!?
もしかして…?

「二人同じマンションなんじゃない?」

「オレ、サンセリアってマンション」

マジでー!!

「私も…」

まさかの一致に回りの子のほうが興奮してるw

「階まで同じだったらウケるよねー。
せーので言ってみてよ」

「せーの!」




『4階!!』
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