待っていたの
思えばこちらに来てから、誰かが眠る時ですら、側や隣の部屋に白夜がいた。


緊張しっぱなしだった身体を休める、いい機会だ。
毎日とは言わないが、せめて週一でも通わないかと思う。


「はーーっ」

バフッとベットに倒れ込む。
ベットは揺れて、彩を受け止めた。


ジタバタと足を動かす度に、揺れるベット。

「あー、あ〜、んー」

意味不明な言葉を発する、彩とにかくグズグズしたいらしい。
スカートがめくれるのも、構わないらしい。



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