私は先生
「それからかな…みょうに…服装や化粧がかわったね。目立つような服装に厚化粧まではいかないけど…普段とちがう」


「……」


「その度に母親に芸能界の話やらなんやら聞いて…しまいには「オーディションとかって…ありますか!?私芸能人になりたいんです」ってね」


芸能人
その夢のような華やかなせかい


魅力たっぷりの世界

その世界の有名な母親なら自分を売ってでも入れると……

思ったに違いない


「そこで気がつけば…ああにはならなかったかな。母親が…「なら…私が進めるオーディション受けてみる?」ってね」


部屋の中は
生暖かさと

悔しいく冷たい


雪の声
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