私は先生
「……」


無言で携帯をいじる雪


「嵐かも!!」

「うるせー」


そきざに突っ込む雪


わたしはマジックを取り出し瓶に日付をかいた

その時
マジックが手についた


手についたままあごに手を当ててしまった


「あー消毒液もうないじゃん…頼まなきゃ」


日差しに当て瓶の残りを確認した


もう全然ない


隣では
パチンと携帯を閉じた雪


「……ついてる」


雪はボソッと言って立ち上がり私にまた近づく


「チカちゃん」

「ん〜」


ヒンヤリとした手が


「マジック口についてる」


私の唇近くに触れた
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