緑の魔法使い
自宅でも時折見たが相変らずのトカゲや蛇のような鱗のような肌に触れるのは勇気が居る。
トカゲや蛇ならある意味問題は無いのだが、お嬢様の場合は真夏の大地のように乾燥しきってひび割れるのだ。触れれば砕けるその肌にスプレーをし、おそるおそる手を伸ばせば砕ける事はなくとも人肌とは遠い存在の感触に息を詰める。
「・・・驚いたでしょう」
あまりの人とは違う感触に言葉を失っていれば、お嬢様は悲しげにポツリと言葉を落とした。
何も言えずに背中を見詰めていれば
「悔しい事ですが、ここに来て治療を初めて以来うそみたいに体が楽になっているのです」
背中と手の平の水分が乾燥してお嬢様は次の場所にとスプレーをするように促し、再度手の平の体温で湿布する。
「肌も、この薬の効果かは知りませんが、服が擦れても痛くないのです。常に全身が疼いてしょうがないかゆみもどんな薬よりも納まっていて・・・今朝のこの薬を塗って暫くしてから初めてと言っても良いくらいぐっすりと眠れたのです」
嬉しそうに振り返った瞳からはキラリとしたものが溢れ返った。
トカゲや蛇ならある意味問題は無いのだが、お嬢様の場合は真夏の大地のように乾燥しきってひび割れるのだ。触れれば砕けるその肌にスプレーをし、おそるおそる手を伸ばせば砕ける事はなくとも人肌とは遠い存在の感触に息を詰める。
「・・・驚いたでしょう」
あまりの人とは違う感触に言葉を失っていれば、お嬢様は悲しげにポツリと言葉を落とした。
何も言えずに背中を見詰めていれば
「悔しい事ですが、ここに来て治療を初めて以来うそみたいに体が楽になっているのです」
背中と手の平の水分が乾燥してお嬢様は次の場所にとスプレーをするように促し、再度手の平の体温で湿布する。
「肌も、この薬の効果かは知りませんが、服が擦れても痛くないのです。常に全身が疼いてしょうがないかゆみもどんな薬よりも納まっていて・・・今朝のこの薬を塗って暫くしてから初めてと言っても良いくらいぐっすりと眠れたのです」
嬉しそうに振り返った瞳からはキラリとしたものが溢れ返った。