【続】俺様王子と秘密の時間
千秋は口端を吊り上げて笑う。
「男はみんな狼なんだよ」
生暖かい息が唇にかかる。
千秋の唇が降ってきてまたキスをされるんだって思ったけど、味わう暇もなく下へおりていった。
「ひゃっ……」
首筋がくすぐったい。
クラクラして目眩がしそう。
そしてあたしのバスローブの結び目に手をかけてくる。
「自分で脱ぐ?それともオレにやってほしい?」
挑発的な言葉に胸が甘い悲鳴をあげて、顔が林檎みたいに真っ赤に染まるのが自分でもわかった。
あたしの答えを目で急かす。
「……してほしい」
ギュッと目を閉じて呟いた。
恥ずかしいなんてもんじゃない。
もう焦げてしまいそう。
「よく言えました」
――シュル
優しい口調にうっすら目を開いた瞬間、千秋はあたしのバスローブの結び目をほどいた。