【続】俺様王子と秘密の時間
人の肌はとても暖かい。
安心感に包まれたような気分だ。
「そ…それでなんで千秋はあたしのバイト先を知ってたの……?」
時刻は夜中の3時を回っていたけど、あたしと千秋は二人でシーツにくるまったまま話している。
何にも覆われていないお互いの身体が妙に暖かくて、体温がじわじわと混ざり合って気持ちいい。
だけど千秋の腕はあたしの頭の下にあって、腕枕なんていうのをされているからドキドキだった。
もちろん“初めて”のあとだったからあたしは照れてしまうんだ。
恥ずかしすぎる……。
「ユリから聞いたから。つか、雅弥に嘘つかれたんだってな?」
「うん……」
そっかぁ。
ユリさんが教えたから千秋はあたしのバイト先を知って来たんだ。
「な、なんで誕生日教えてくれなかったの……?」