【続】俺様王子と秘密の時間


「どうしたの、はーちゃん?」

「……ううん。なんでもない」


そう言ってはーちゃんは、テレビの前でゲームのセットをしてる羽鳥達のもとへ行ってしまった。


どうしたんだろ……?



「シイー!ゲームするよ!」

「あ、うん」


コウちゃんに言われてコントローラーを握る。

そしてあたし達4人はコウちゃんが持ってきた、かなりグロテスクなゲームを始めたのだ。



「負けたら罰ゲームな?」

「誰が罰ゲーム決めるのよ?」

「最高タイム出したヤツが罰ゲーム決めんだよ」

「うわぁ。なにそれ!雅弥の得意なゲームじゃん!ズルいよー!」


ゾンビだかなんかをどれだけ早くやっつけるかっていうゲームだ。


はーちゃんとコウちゃんからはブーイングの嵐だったけど、羽鳥は一番最初に最速タイムをだした。


順番は次にコウちゃん、はーちゃん、あたしの順番なんだけど。


結果は……。

 

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