【続】俺様王子と秘密の時間
「やべぇ、お前エロすぎ」
「や……やだ……」
汗ばんだあたしの肌に指先で触れて、心臓が破裂しそうだった。
「声噛むなよ?」
そう言ったのが聞こえた瞬間、千秋はあたしに触れた。
肌を舌先でなぞりあたしに触る。
「……っ…」
「声噛むなって」
「む、無理……」
ワイシャツの裾をギュッと握りこむあたしを、千秋は見上げる。
「許さない」
口角を吊り上げて吐息を溢すように笑う。
ドキンッ……。
甘美な笑みに酔いしれていく。
だけど、溶けてしまいそうな囁きとは裏腹に、感じる千秋の体温はどこか冷たかった。
それはあたしの気のせいであってほしかった……。
ピタリと千秋の手の動きが止まって、あたしの顔を見つめてくる。