髪フェチ男子
「・・・なにやってんのアンタ。」


あ・・・男子・・・


「コレッ読んでみてっ!!」


「・・・は?」


その男子は紙を読み始めた。


そして私は男子を観察。


・・・黒髪・・・身長でかい・・・結構良い感じの顔・・・


「ふ~ん・・・」


ガッ


扉を押して見る男子。


ズー――――


「ホントだ。」


「うん」


私も押してみる。けど・・・動かない。


「よいしょっ」


「なっ!!」


私が押していたらそのすぐ後ろに男子が押している。


「隣来てよッ」


「ふっ別にいーじゃんw」


「あたしがいやだっ!」


「まぁまぁ、押すぞ。」


「もー・・・」


そっか、押したらコイツから離れることが出来るのか。


ドンっ!!

ズー―――――


「へ?」


私だけ足が滑ってく。


「お前力全然ねーじゃんっww」


「うっさい!!」


・・・はずーぃっっ!!・・・コイツ嫌だ。見た目からSだ・・・。


「ほらっ押すぞっ」


「・・・ふんっ」


押してみると・・・簡単に開いた。


「さっきアンタ押してなかったでしょっ!!」


「あ、ばれたー?」


「えーもー!!なにそれっ!!」

< 2 / 3 >

この作品をシェア

pagetop