忘れられた街角で……【駄菓子屋】
やはり今日と同じような夏の夕暮れ、
ワタシは滅多に早く帰ることのない父と、
駅前で偶然出会った。
帰り道、駄菓子屋の前で立ち止まった父は、
いままであまり見せたことのないような
優しげな目をこちらに向け、
瓶のソーダ水を買ってくれた。
ワタシは滅多に早く帰ることのない父と、
駅前で偶然出会った。
帰り道、駄菓子屋の前で立ち止まった父は、
いままであまり見せたことのないような
優しげな目をこちらに向け、
瓶のソーダ水を買ってくれた。