全てを無に。
「皐~知ってる?」
「何を??」
「ここの神社願い事が叶うんだって!!」
「え~そうなの?」
雑誌を開いて皐に見せた彼女は、日暮満奈保(ひぐらし みなほ)。
クラスメイトで、皐の親友。
はっきりした性格で、思った事はズバズバ言ってしまう。
皐は尊敬していた。
自分の思った事を言えてしまう満奈保に…。
「ねぇ、帰り寄ってみようよ!」
「…ハイハイ。」
満奈保は頑固なところがあるから、一度言い出したら言う事を利かない。
でも、そんな満奈保も好きだけどね。
放課後。
皐と満奈保は神社に寄ってみた。
その神社はとても小さかった。
周りの景色と神社は大分異なっていた。
―――まるでそこだけ時が止まってるかのように…
「ねぇ、何お願いする??」
満奈保は皐に問い掛けた。
皐は悩んだが、いつも思っていた事をお願いする事にした。
『戦争がしたい』
だが、満奈保にそれを言うと怒られてしまうと考えた皐は適当にごまかした。
そんな事を満奈保に言ったら、絶対に大惨事になることが分かっていたから。
(お願い…もう一度日本を戦争という波で襲って!)
その瞬間、神社の扉が勢いよく開いた。
その向こうから黒い光が放たれた。
「何?!」
「分かんない!…キャァッーーー」
満奈保と皐はその黒い光に包まれた。
「何を??」
「ここの神社願い事が叶うんだって!!」
「え~そうなの?」
雑誌を開いて皐に見せた彼女は、日暮満奈保(ひぐらし みなほ)。
クラスメイトで、皐の親友。
はっきりした性格で、思った事はズバズバ言ってしまう。
皐は尊敬していた。
自分の思った事を言えてしまう満奈保に…。
「ねぇ、帰り寄ってみようよ!」
「…ハイハイ。」
満奈保は頑固なところがあるから、一度言い出したら言う事を利かない。
でも、そんな満奈保も好きだけどね。
放課後。
皐と満奈保は神社に寄ってみた。
その神社はとても小さかった。
周りの景色と神社は大分異なっていた。
―――まるでそこだけ時が止まってるかのように…
「ねぇ、何お願いする??」
満奈保は皐に問い掛けた。
皐は悩んだが、いつも思っていた事をお願いする事にした。
『戦争がしたい』
だが、満奈保にそれを言うと怒られてしまうと考えた皐は適当にごまかした。
そんな事を満奈保に言ったら、絶対に大惨事になることが分かっていたから。
(お願い…もう一度日本を戦争という波で襲って!)
その瞬間、神社の扉が勢いよく開いた。
その向こうから黒い光が放たれた。
「何?!」
「分かんない!…キャァッーーー」
満奈保と皐はその黒い光に包まれた。