secret WISH



「長期になるかも知れんが、任務命令じゃ」




「‥マジ?いいのかよ、俺にこんな美味しい仕事させちゃって」

「チャロが強姦されそうになった一軒があったからな‥、だからワシはお前にしか任されんと思った。どうせそんな事忘れた様な顔してるんじゃろ?」

「まぁ‥、気にしてないわけじゃないだろ」

「‥夜も、不安で眠れんみたいでな。お前が来たらこうやって寝とる様じゃ。よっぽど安心しとるんじゃろう」

なら、良いんだけどな。
呟きながらチャロに視線を落とすと、爺さんがチャロの頭を撫でた。
幸せそうな表情を含んだ顔を見ると、こっちも自然と顔が緩んだ。

任務命令書を読むと、違和感はあったものの何だか嬉しかった。



「ということは、明日からよっぽどの事が無い限り任務は無しか」

「トレーニングはしっかりして、腕を落とさぬようにな」





任務命令書


セレス・タイト


アメス・アイトの監視官に任命する。
命令が無い限り、24時間共に行動をすること。
期限は仮無期限。


最高監理官 ダトー・ライト


< 170 / 173 >

この作品をシェア

pagetop