キミのコトバ
そして、掃除の時間…
私が和也を見ることができる最後の時間…☆
『〜♪♪』
もぅ佳楽は鼻歌まで歌っている。
『佳楽…。あんた今日のテンションおかしいよ』
桜は冷めた目で私を見た。
私はそんな目を見ようともせず
『いつも通りだょぉ☆彡』
と満面の笑みを桜に向けた。
『いゃ…絶対あのテンションはおかしい…。星が飛んでるもん……』
と桜はぶつぶつとひとりごとを言った。
私達は掃除場所へ向かった。
『あっれ〜…来ないなぁ…』
昨日と同じ時間になったのに和也は現れない。
『和也遅くない?』
と桜も気にし始めた。
『だょね…今日はいないのかなぁ。桜、待ってても時間のムダだから行こうっ』
『うん…。でも佳楽はいいの?』
『今日1日ぐらい平気っ☆』
『そっか。ぢゃあ行こうっ』
『おぅっ★』
と私は桜に返すと少し後ろを振り返ってみた。
『い,,た』