気付けば溺愛



「俺も花凜と結婚したい」

そう耳元にささやかれたのは、二次会が始まってすぐ。

慎也さんと実菜さんが周りのリクエストに応えて熱いキスをかわしている時。

惚れ過ぎて惚れ過ぎてなにも言えずにいた二人。

その気持ちはそのままに、

「私も結婚したい」

私の言葉に、拓真は小さく息を吐くとそっと私の体を抱き寄せて

「やっと俺のもん」

「ふふ」

……願わくば。

この先もまだまだ私に惚れて?

惚れさせて?



ーfinー

< 38 / 38 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:655

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

表紙を見る
俺の妻に手を出すな~離婚前提なのに、御曹司の独占愛が爆発して~
  • 書籍化作品
表紙を見る
表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop