恋めぐり
家に帰って、中に入るとようやく一息つけた。

彰も猛流も何もしゃべらなかった。

「ご飯食べた?」

「簡単なもので良かったら作るよ」

「スープとお味噌汁どっちが良い?」

何度、話し掛けても二人から返事は帰ってこない。

理由は分かってる。

風紀委員会に臨時とは言え入ったことを言わなかったことを二人は怒ってる。

高校も二人とは別にしたときもそうだった。

「あのね。土方くんなんだ。私の戦わなきゃいけない相手」
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